2016年1月1日

AけましておめでTOうございます

AけましておめでTOうございます。
沖縄高等特別支援学校 和田です。


昨年,学習会にご参加いただいた皆様、メーリングリストやAT-OkianwaのFacebookやサイトで交流のあった皆様,本当にありがとうございました。


今年は「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(いわゆる障害者差別解消法)」が施行されます。
学校でもこれまで以上に合理的配慮、基礎的環境整備を考えていかなければなりません。

AT-Okianwaでは,今年もみんなで児童生徒の自主的な活動や学習をより進めていくためのつながりを,学習会等で拡げていく取り組みを進めていきたいと思います。

今年最初の学習会は,2月13日を予定しています。

詳しいお知らせは,今年こそ早め早めに出していきたいと思います。
(出しますと言い切れない所がありますが。。。汗)


今年もAT-Okianwaをよろしくお願いします。


会長 和田 博




2015年12月10日

第6回学習会 レポート

森川特別支援学校 野口です。
先週の第6回AT-Okinawa学習会の報告を致します。
今回の実践発表は「学び方に困難がある生徒の未来への支援~肢体不自由生徒へのiPadを活用した支援を通して~」というテーマで鏡が丘特別支援学校の澤岻圭祐先生にお話しして頂きました。

特別支援から普通校を受験する生徒を対象とし、書字に困難があり、構音障害のある生徒への受験対策、受験方法の大学への提案などに取り組んでいった経緯についてのお話でした。

まずは「学びのスタイル」の確立で、iPadとPCを机に置き、生徒はPCにトラックボールを使って文字入力を行えるようにした。
そして、それを全ての教科で同じように活用できるようにした。

これにはたくさんの人から、「どのようにして全教科の職員に同じように活用させることができたのですか」という質問がありました。
回答としては、まずは実践して示し、澤岻先生が全ての教科に入り、環境づくりを行った
ということでした。
また、模擬試験でも紙媒体の問題をiPadに、回答をPCに入力という機器の活用を練習させて、成績も着実に伸び、大学受験もこのスタイルで受け、合格へと導いたそうです。

そして、澤岻先生は大学に受かった生徒の今後を見据えて、実際に大学の授業を生徒に体験させたり、澤岻先生自らも授業に参加したりして、残りの高校生活でどのように大学の授業に対処していくかを模索しています。

大学には障害のある生徒にICT機器を使って授業が受けられるようにするノウハウが整っていない所も多いため、大学に設けられている福祉相談室へのアプローチを試みているとのこと。

そして、大学の面接では生徒が「自ら授業でPC、タブレットを使わせてください。」と要望したというエピソードも聞くことができました。

まずはICT機器の活用が有効な生徒には、特別支援学校の全職員でその環境づくりをバックアップし、生徒に「私にはこれらの機器が有効だ」と実感させる必要があるように感じました。
また、大学に行ってもICT機器が必要であることを自ら訴えていく力をつける必要もあると感じました。
大学にこのような環境を整えていくような要望をもっと大きな力で進めていきたい
ですね。

その後、泡瀬特別支援学校の山口飛先生から「合理的配慮とICT活用」というテーマの話題提供がありました。最近話題になっている「20年後、現在の仕事のほとんどが機会によって代行され、今は存在しない仕事が増えているだろうとの予想」「バックトゥザフューチャーから昔と今の機器の比較」などの興味津々な話。

そして、合理的配慮の考え方、具体的な事例から公平か不公平かを考えるなど、海外での判例の紹介がありました。

また、これまで飛先生が実践してきた「読み」「書き」に困難を抱える児童がICTを活用することにより、この困難さがどれほど軽減されるかをグラフ等で示してくれました。

本日は二つの話が繋がり、合理的配慮についての知識とこれから特別支援教育で発信していかなくてはならないことなどを参加者がそれぞれに感じ取った学習会になったのではないでしょうか。

今年の学習会はこれにて終了です。
みなさん、少し早いですが良いクリスマスと良いお年を!

次回の学習会は後日連絡いたします。








2015年11月12日

第6回学習会 お知らせ

朝夕は気温も下がり始め,沖縄もようやく過ごしやすくなってきましたね。
そのぶん体調を崩しやすい季節ですが,皆さまいかがお過ごしでしょうか。

さて,今年最後の学習会のお知らせです。
-----
日時:12月5日(土)14:00-16:00
場所:泡瀬特別支援学校
-----

先日,文部科学省より障害者差別解消法の施行に合わせての対応方針が告示されました。
今回の2つの発表は,その中心的話題である「合理的配慮」がキーワードになっています。

多くの皆さまの参加をお待ちしております。

また終了後,泡瀬近辺で忘年会の計画をしております。
こちらも合わせてご参加くださいませ。





2015年9月3日

ワークショップ お知らせ

はいさい,ちゅーがなびら。
毎度のことながら,告知がギリギリで申し訳ありません!

2学期もはじまり,各学校では運動会や学習発表会に向けて,日々教材研究に追われていることと思います。
今回の学習会は,そんな皆さんにピッタリの内容になっています。

-----
日時:9月12日(土) 10:00-12:00
場所:森川特別支援学校
-----

なおワークショップのため,今回は30名までに人数を限定して行います。
下記のリンクから参加の申込をお願い致します。

↓↓↓申し込みはここから↓↓↓
SENSEI PORTAL イベント名「AT-Okinawa ワークショプ」

昨年度も好評をいただいたワークショップです。
iPadをお持ちの方は,是非ご持参ください。






サマープログラム2015 レポート

お疲れ様です。
和田@沖縄高等特別支援学校です。


サマープログラム2015が終わって1週間以上経って,今頃お礼兼レポートをまとめています。(^^ゞ


台風15号の動きが気になる中で,8月22日の本番前日に今回のメインの講師本田先生と,東北福島県からこのサマープログラム2015に参加のためだけに沖縄に来られる阿部先生が来沖、本番当日午前中に特総研の金森先生が来沖されました。
これで当日の準備万端!?
当日は開始前の雨や総合福祉センターの入り口が解りにくかったことで開始時間を10分ずらしてスタート。


まずは宮古特別支援学校の知念元喜先生のiBooks「アイロンをかけよう」のお話です。


アイロンをかけよう」はiBooksで公開されているデジタルブックです。
Apple製品で活用することができ、このサイトでは「特別支援学校における自立と社会参加を目的として作成した教材。iBooks Authorで作成することにより、動画や写真による説明が可能になり、生徒がそれを見て自分自身で取り組めるよう工夫してある。」と説明があります。
サマープログラムの中では,この作成や拡げていく取り組みについて熱い想いを語って頂きました。
みんなで制作していくことができたら,ということで作成にあたってテンプレート様式を統一してきたいので,制作を考えている方がいましたら元喜先生に連絡を取って調整してしてみてください。
サマープログラムのあと「せんたく物たたみ」も公開されています。

元喜先生からは,もう一つADE(Apple Distinguished Educators)としてシンガポールの大会に参加した報告がありました。
日本はもちろん,世界の人と繋がっていくことでの情報共有がはかれることの重要性を話してくれました。
そのなかでスマートトイロボットSphero 2.0の紹介で体験の時間もあり参加者も楽しんでいました。授業での活用がひらめいた方もいるかもしれませんね。

つづいて長野県立伊那養護学校の本田先生の登壇です。

「Let's 視覚支援」信州カンファレンスやATACでの鉄板ネタです。
自己紹介もいろいろネタが仕込まれたスライドを活用され,講演自体の興味関心度もうなぎ登りです。

配付資料と一緒に配られた長方形のおりがみその折り紙を活用したワークショップから始まりました。
参加した全ての人が言葉だけでの指示の限界を体験することができました。
そこから視覚支援のお話のスタートです。

視覚的、具体的、肯定的についてのお話では色々な表現アイテム、抽象的な言葉の視覚的表現の難しさ、肯定的な表現等で等そうだよな~と思える言葉が,どんどん本田先生から発せられます。
誰に伝えるのか、本当につたわったのか等,疑問・確認を持ちながらの対応で子どもたちのわかるへつながるようなコミュニケーションの手段の一つが視覚支援ということがとても伝わってきました。
子どもたちに見通しを持たせることことが大事だと言われて久しいですが,見通しを持たせるためにスケジュールをどのように伝えているかということをとても考えされました。
「スケジュールを伝えるのは当然で,どうやってわかりやすく伝えるかが支援」ということが心に突き刺さっています。
子どもたちを楽しませながら支援者も楽しくなる視覚支援を考えていきたいと思いました。

9月12日に学習会を計画しています。
また、アナウンスが遅くなっていて申し訳ありません。
今後もAT-Okinawaの学習会でつながりが拡がること願っています。これからもよろしくお願いします。






2015年8月6日

サマープログラム2015のお知らせ

皆さん,こんにちは。
夏休みいかがお過ごしでしょうか。

さて,昨年度ご好評をいただいたサマープログラムを今年度も開催いたします。
-----
日時:8月22日 13:30-16:30(13:00開場)
場所:沖縄県総合福祉センター
資料代:500円
-----
今年度はなんと!「ぽっしゅんbo-ya」こと長野県立伊那養護学校の本田祐介先生をお招きして、「Let's 視覚支援」というタイトルで特別講演をしていただきます。

また宮古特別支援学校の知念元喜先生からは、先日iBooks Storeで公開された電子書籍『アイロンをかけよう!』をご紹介いただきます。

県内でこのような機会を設けることができたことに,私たちはとても興奮しています!
ぜひお近くの方にもお声かけいただいて,ご参加ください。

多くの皆様のお越しをお待ちしております。




2015年7月29日

第3回学習会 レポート

AT-Okinawaのみなさんへ
森川特別支援学校 野口です。

7月22日(土)に行われました第3回AT-Okinawa学習会の報告を致します。

前半は美咲特別支援学校の太田健作先生から「児童の主体的に活動する力を高める指導の工夫  生活単元学習及び個別学習でのタブレット端末の活用を通して」というテーマでSurfaceとiPad、Androidスマートフォンを使った個別学習の実践でした。
4人1クラスの学級で児童の実態がそれぞれ違う中、学習課題を設定し、機器を活用して意欲を高めていく内容でした。また、iMovieやコラボノートを使って、校外学習の発表をする取り組みでは、指導を繰り返すうちに児童一人でビデオ編集をして、発表することができたという成果も上がっていました。

次に島尻特別支援学校の岩﨑政志先生から「スイッチのワイヤレス化と社会実装プロジェクトワークショップ」について発表がありました。
これまでの授業実践でスイッチ教材のコードの多さやそれによる自由度の低さを課題として捉え、それを無線化することによりすっきりとした環境で指導できないかと高専に相談した。すると、沖縄高専側から、社会実装プロジェクトワークショップを紹介してもらい、その後、特別支援学校の職員数名が高専に行き、専門家から直接、スイッチの無線化キットの製作について指導してもらったとのこと。
そして、ついにビッグマックを押すと「無線でPCのクリックとなるスイッチ」と「無線で吠えながら歩く犬の玩具」が完成した。実際に実機を使ってみんなの前で披露してもらいました。

さあ、夏季休業に入りました。研修三昧の方もいらっしゃると思いますが、実はAT-Okinawaでもサマープログラムを8月22日(土)13:30~16:30に予定しております。
那覇市首里石嶺の沖縄県総合福祉センターを会場に「Let's視覚支援!」と題して、長野県伊那養護学校の「ぽっしゅん」こと本田祐介さんと,最近App StoreにiBooks教材を登録した西崎特別支援学校の知念元喜先生の2本立ての発表となっております。

内容の詳細については後日、ポスターを配布する予定ですので、そちらをご覧になって下さい。