2019年10月17日

秋合宿「ICT虎の穴」5th お知らせ(再掲)

今回は、夏休みにお知らせした県内の研修会の2回目のお知らせです。
AT-Okinawa主体の取り組みではないのですが、沖縄ですごい研修会が開かれます。

11月23日(土)~24日(日)の1泊2日
ユインチホテル南城を会場で予定されています。

講師陣がすごいんです!
新谷洋介さん/小川修史さん/金森克浩さん/高松崇さん/韓星民さん/福島勇さん(50音順) となっています。

県外の研修会でもこのメンバーが講師陣になっているのは
虎の穴しかないように思います。

これまでは1泊2日限定の参加枠だったものを、
沖縄の皆様がより参加しやすくするため、
今回は23日か24日のどちらか1日だけでも参加できるように
参加枠を拡大してくださったようです!

・23日のみ参加(昼食1回/宿泊なし)は¥16,000
・24日のみ参加(昼食1回/宿泊なし)は¥16,000
・23日のみ参加(昼食1回・夕食1回/宿泊なし)は¥20,000
・両日参加(昼食2回/宿泊なし)は¥32,000
・両日参加(昼食2回・夕食1回/宿泊なし)は¥36,000

ご都合に合わせて、
ぜひお聞きしたい研修に参加されてみてはいかがでしょうか!

県内の知的障害特別支援学校の先生方は、
特体連の大会と重なっているのですが、
その他の特別支援学校や小学校、中学校、高等学校の
多くの先生方に参加して頂ければ思っています。

よろしくお願いします。
詳しくは下記Webページでご確認ください。

2019年10月15日

第2回学習会のお知らせ

ハイサイ、ちゅーうがなびら。
9月のサマープログラムは大盛況に終わりました。ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
さて、まだまだ学習会はありますよ!お知らせです。
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日時:11月9日(土)10:00〜12:00  9:30open
場所:沖縄ろう学校
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今回は大平特支の山口飛先生より

「VRで視覚支援」というタイトルで、ワークショップをおこないます。

「VR元年」と言われた2016年から3年。最近では100円ショップでもVRゴーグルが買えるようになり、より身近なテクノロジーとなりました。インターネット上では様々なサイトでVRのコンテンツ(動画や静止画)が利用できるようになりましたが、教材として自分でつくるとなると難しそう... 何て思っていませんか?実はそんなことはないんです。今回の学習会では、iPhoneを使って手軽な方法で授業で活用できるVR教材をつくります!大平特支では、修学旅行の事前学習等でも活用されてますよー!

参加申し込みは下記のポスターかFormsから!多くの参加をお待ちしています!







2019年10月2日

SummerProgram2019 レビュー No.5

沖縄ろう学校の比嘉です。
我らAT-Okinawaで一番の音楽大好き小仙敏彦先生による「GarageBand」。

基本的に楽器を演奏することが苦手な
自分にとってはビックリする機能が盛り沢山!
「Auto Play」は、ポチッとするだけで自動演奏してくれる…スゴイ!

その他にも、自分の声をサンプリングして演奏したり、
いろんな楽器をタップするだけで、曲が作れたりと
楽しい機能を盛りだくさん紹介してくれました!

最後は、小仙先生より課題曲『カエルの歌』が出されると
参加者の皆さん必死にiPadをタップしまくってました(笑)。
とても楽しいワークショップでした~。

2019年10月1日

SummerProgram2019 レビュー No.4

西崎特支の圓です。
私は内田先生の「Keynoteの描画で誰でも簡単イラスト作り」の
ワークショップに参加しました。

Windowsで言うところのPower Pointと同じ機能を持つ
プレゼンソフトなのですが、Keynoteにも描画機能が追加されました。
Power Pointにも描画機能はありますが、iPadやiPhoneでタッチペンを使うと、
困り感のある子どもたちでも容易に絵を描くことができます。

書き直しや変更も容易にでき、描いた絵に効果をつけることもできるので、
1枚のスライドで物語を作ることができました。

また、描画に興味を示してくれない子どもにも、
好きなキャラクターをトレースして、色ぬりをしてみることから始めることで、
描画に興味を持ってもらえるのではないか等の
可能性を感じることができる、ワークショプでした。



SummerProgram2019 レビュー No.3

大平特支の山口です。
私は4歳の息子と一緒に「コマ撮りアニメ」のワークショップに参加しました。

KOMA KOMAというiPadアプリを活用し、
対象物を少しずつ動かしながら何枚も写真を撮り、
これを連続再生してアニメーションをつくるというものです。

粘土、レゴブロック、針金、画用紙とペンなど、
用意された色々なアイテムを使って、
グループや個人で作品をつくって、互いに見せ合い交流しながら楽しく学びました。

どの参加者もトライ&エラーを繰り返しながら、
徐々に作品を完成させていきます。

このアイディアを教室で実践するには、
まずは子供達に「つくりたいもの」があること、
また「コマ撮りの仕組み」を理解することが必要かなと思います。

講師のお二人からは、例えば粘土では難しいけれど、
レゴブロックで◯マスずつ動かすようにすると、
少しずつ動くということを子供達が理解しやすいという経験知を教えてもらいました。

ワークショップを終えて家に帰った息子は、
早速自分のオモチャや粘土を使って新しいコマ撮り作品をつくっていました。
子ども達にとっては何より「つくりたいという気持ち」が
一番大切なのかもしれないですね。




このワークショップに参加していた勤務校の初任の先生方が
KOMA KOMAで研究授業の告知動画をつくりました。

学んだことをすぐに活かせるなんて素晴らしい!
Off-JTでのスキルアップは成功です。:-)


SummerProgram2019 レビュー No.2

泡瀬特支の太田です。
僕は吉原 朝健 先生(ハート義肢)のワークショップ「意思伝達、手足が不自由な方の為の補助器具」に参加しました。

初めにピエゾスイッチなどスイッチに関する説明や
タブレットを固定するモニターアームや肘や手首をサポートする
アーム等のデバイスの紹介がありました。

また、実際にアプリを使ってご自宅の照明やテレビを
操作している様子を中継して見せてくれました。
説明の後は、お持ちしてくださった様々なスイッチや機器を実際に触って体験しました。

視線入力を使ってパソコンを操作する体験や
iPadのアクセシビリティの設定、スイッチコントロールの体験も行いました。

また、吉原先生が自分で作られたスイッチやBluetooth機器の紹介もしてくださり、
スイッチはバンドで固定して入力しやすいように工夫されていました。

購入後のサポートも視野に入れ、
安全を第一に安価で購入後もサポートしやすいようにしているとのことでした。

学校にはない機器も実際に体験でき、
入力しやすいようにサポートする視点や安心・安全の大切さ、
機器な機器教材を作成するヒントをたくさんいただけたワークショップでした。



SummerProgram2019 レビュー No.1

今年のサマープログラム、
幕開けは埼玉県熊谷特別支援学校の内田考洋先生によります
「障害のある子どもの創造性を引き出すICTの活用」と題した特別講演から始まりました。

美術教師としてのこれまでのスイッチ教材を活用した授業実践の紹介や、
ADE(Apple Distinguished Educator)としての海外での発表の様子
などをご紹介いただきました。 

その後、創造性を育むためのiPhoneやiPadのアプリを使った、
美術の授業実践の紹介がありました。
また、Pagesでのポスターや紙芝居作り、
Keynoteの描画機能を使った4コマ漫画作りや道徳の教材に活用できる取り組みの紹介、
Clipsで自己紹介動画作り、iMovieを活用した授業の導入の紹介など
様々な取り組みをご紹介いただきました。

授業の動画も多く観せて下さいましたが、
どの動画からも、子ども達の主体的な活動からくる笑顔はもちろん、
周りの先生達も一緒になって美術を楽しんでいる様子がガンガン伝わってきました。

中でも一番印象に残ったのが、「create=communication」という言葉でした。
授業の中でcreaateすることでcommunicateする場所が増え、
そこでcommunication能力が高まっていくんだなと感じました。

さらに、海外の大学の先生と協力して表出の難しい生徒に対して
パルスオキシメーターを使った実践の報告も、
実態把握や学習評価の精度を高めることが期待される大変興味深いものでした。

今後、Apple Watchの心拍の機能を使って、
より容易に心拍を図ることが出来るのことを目指して実践を行なっていく予定だと伺い、
その可能性にワクワクさせられたと同時に、
私たちも頑張らないといけないなと決意を新たにした特別講演となりました。