はいさい、ちゅーがなびら。
2023年12月1日
令和5年度 第2回学習会レポート
2023年10月20日
令和5年度 第2回学習会のお知らせ
ハイサイ、ちゅーうがなびら。10月に入り沖縄も肌寒い季節となってきました。とは言っても、まだまだ半袖で過ごせます。
待ちに待った、令和5年度第2回AT-Okinawa学習会のお知らせです。今回はあの!!コミュニケーション支援アプリDropTapのワークショップを行います。
日時:令和5年11月18日土曜日 10:00〜12:00 (9:30 open)2023年7月25日
第1回学習会レポート
ハイサイ、ちゅーがなびら。
だんだんと暑さも厳しくなってきた中、7月22日に令和5年度第1回AT-Okinawa学習会が行われました。今回も対面&オンラインでの学習会でした。今回は3人の先生方の実践を発表していただきました。
1本目は沖縄盲学校の戸ヶ瀬哲平先生による「美術×テクノロジー」の実践発表です。戸ヶ瀬先生の前任校である八重山特別支援学校での実践発表で、1つの実践ではなくいくつかの実践を発表してくださいました。
粘土で作った目玉焼きを「こんな場所に目玉焼きないよね。」という場所に置いてiPadで写真を撮ったり、紙コップで大きな文字を作りそれをドローンで上から見たり、iPadで撮った写真の風景の中から顔を探してそれを表現させたりと、美術とテクノロジーをうまく取り合わせた面白い実践をいくつか紹介してくださいました。
またテクノロジーを使わない実践の報告もあり、とても内容の濃い盛りだくさんの発表でした。
戸ヶ瀬先生の「テクノロジーがなくても美術はできるが、1つのツールとして強力に作用する時もある。」という言葉が印象的で、これはどの学習場面でも同じ事が言えるのではと感じました。
2本目は島尻特別支援学校の吉里莉鶴先生による「ICTを活用した表現領域別の音楽授業実践」の実践発表でした。
音楽の授業の中で「SONG MAKER」というブラウザ上で音楽作りができるツールを使い、生徒たちがメロディを作成していました。表のマスをタッチするだけで音を入力することができ、簡単に音楽作りができることが魅力です。
表のマスをタッチすると色が変わることから、はじめは生徒たちに絵を描く感覚で自由に音楽を作らせていました。後半は音楽作りの2つの決まりを守りながら音楽を作成させたり、伴奏に合ったメロディを作成させたりと、生徒たちも楽しみながら音楽を作っている様子が伝わりました。
3本目は鏡が丘特別支援学校の重森誠仁先生による「重度・重複障害児に自分の意思で視線を動かす力を育む自立活動」ということで視線入力を活用した実践を発表していただきました。
左側の選択肢に手が伸びてしまいがちな児童に対し、視線入力学習で視線を動かすことに慣れることで右側にも手を伸ばすことができるのでは、と期待して視線入力学習に取り組んだそうです。
はじめは「対戦ぬりえ」のゲームを使って学習していましたが、左下ばかり色が塗られることからこの視線の動きに意図は感じられないと考え、新たに「絵を見ると好きな動画が流れる」という教材を作成していました。この教材を活用することで児童が意図的に視線を動かすことができるようになり、また児童の目の見え方や使い方の実態も把握することができていました。今では日付や曜日を、2択から左右どちらでもマッチングすることができるようになっているそうです。
今回、対面とオンラインを合わせて、全国各地から50名近くの参加がありました。3名の先生方の実践はどれも興味深く、夏休みの間にいろいろと試してみようと感じた方も多くいたと思います。
以上、令和5年度第1回学習会の報告でした。
第2回学習会は11月頃を予定しています。次回の参加もお待ちしております!
2023年7月4日
令和5年度 第1回学習会のお知らせ
ハイサイ、ちゅーうがなびら。沖縄は梅雨があけ夏本番です。
待ちに待った、令和5年度第1回AT-Okinawa学習会のお知らせです。今回はなんと!3つの実践発表がありますよ!前回に続き、ハイブリット開催でいきますよー。
日時:令和5年7月22日土曜日 10:15〜12:00 (10:00 open)2023年2月26日
令和4年度 第3回学習会レポート(R5.2.23)
ハイサイ、ちゅーうがなびら。第3回AT-Okinawa学習会の報告です。
今回は2年ぶりの対面&Zoomによるオンライン配信での学習会でした!そして、スペシャル企画として桜野特別支援学校の幸地英之校長による特別講演&2人の中堅、若手の先生の実践を発表していただきました。
他学部や他校とコンタックによるオンライン対戦での交流を通して、生徒の成長について発表されました。コンタックとはボッチャに似た競技で、ボールを点数の的に向かって転がす競技です。コロナ禍で他者との交流が難しい中、オンラインでの対戦を行うことで生徒が自分の実態を知り、勝つために作戦を自分たちで考えたり、自ら練習を行ったりする様子が、発表の紹介を通して見れました。
続いて2本目は、那覇みらい支援学校の小渡晋二郎先生による「主体的・対話的な学びを目指したICT機器を活用した授業実践-教育版マインクラフトを使った共同学習を通して-」の実践発表でした。
マインクラフトを学ぶのではなく、マインクラフトを手段にして街づくりを行い、児童がiPadを自分で操作し、家や図書館、動物園を作成していました。街づくりを進めていく中でお互いの感想を言い合ったり、お互いに協力してほしいことを話し合ったりすること増えたとのことでした。最後には自分たちが作った街を他の児童にも見てもらう発表会を行い、堂々と自分たちの言葉で発表をしている様子も映像で見られました。
特別講演として、桜野特別支援学校の幸地英之校長先生に「沖縄の特別支援教育におけるICT活用の取り組みを振り返って」を話していただきました。
学校にパソコンを導入するところから始まり、インターネットの導入、IT教育センターの設立、iPadの導入、アプリの開発、無線LANの整備、特別支援学校教育支援システムについて、当時の写真を見ながら今回会場にいらした先生方との裏話も交えてお話しされていました。最後に「特別支援学校に必要なものを考えることができる人材に自分がなるという意識を持ってほしい」というエールをいただいて講演を終わりました。
今回、Zoomと会場参加を合わせて30名以上の参加がありました。オンラインやiPadを活用した実践の発表やこれまでのICT活用の取り組みを聞いて、幸地先生が取り入れてくださったものしっかりと引き継いで活用していきたいと感じたと思います。
以上で、今年度の学習会が終了!オンライン、久しぶりの対面形式を含め3回の学習会を実施できました!次年度もAT-Okinawaをよろしくお願いします!
2023年2月7日
令和4年度 第3回学習会のお知らせ
ハイサイ、ちゅーうがなびら。沖縄もまだまだ寒い季節です。
待ちに待った、令和4年度第3回AT-Okinawa学習会のお知らせです。今回はなんと!2年ぶりの対面(Zoomによるオンライン配信もあります)での学習会になります!