AT-Okinawaのみなさんへ
森川特別支援学校 野口です。
7月22日(土)に行われました第3回AT-Okinawa学習会の報告を致します。
前半は美咲特別支援学校の太田健作先生から「児童の主体的に活動する力を高める指導の工夫 生活単元学習及び個別学習でのタブレット端末の活用を通して」というテーマでSurfaceとiPad、Androidスマートフォンを使った個別学習の実践でした。
4人1クラスの学級で児童の実態がそれぞれ違う中、学習課題を設定し、機器を活用して意欲を高めていく内容でした。また、iMovieやコラボノートを使って、校外学習の発表をする取り組みでは、指導を繰り返すうちに児童一人でビデオ編集をして、発表することができたという成果も上がっていました。
次に島尻特別支援学校の岩﨑政志先生から「スイッチのワイヤレス化と社会実装プロジェクトワークショップ」について発表がありました。
これまでの授業実践でスイッチ教材のコードの多さやそれによる自由度の低さを課題として捉え、それを無線化することによりすっきりとした環境で指導できないかと高専に相談した。すると、沖縄高専側から、社会実装プロジェクトワークショップを紹介してもらい、その後、特別支援学校の職員数名が高専に行き、専門家から直接、スイッチの無線化キットの製作について指導してもらったとのこと。
そして、ついにビッグマックを押すと「無線でPCのクリックとなるスイッチ」と「無線で吠えながら歩く犬の玩具」が完成した。実際に実機を使ってみんなの前で披露してもらいました。
さあ、夏季休業に入りました。研修三昧の方もいらっしゃると思いますが、実はAT-Okinawaでもサマープログラムを8月22日(土)13:30~16:30に予定しております。
那覇市首里石嶺の沖縄県総合福祉センターを会場に「Let's視覚支援!」と題して、長野県伊那養護学校の「ぽっしゅん」こと本田祐介さんと,最近App StoreにiBooks教材を登録した西崎特別支援学校の知念元喜先生の2本立ての発表となっております。
内容の詳細については後日、ポスターを配布する予定ですので、そちらをご覧になって下さい。
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