2019年10月1日

SummerProgram2019 レビュー No.1

今年のサマープログラム、
幕開けは埼玉県熊谷特別支援学校の内田考洋先生によります
「障害のある子どもの創造性を引き出すICTの活用」と題した特別講演から始まりました。

美術教師としてのこれまでのスイッチ教材を活用した授業実践の紹介や、
ADE(Apple Distinguished Educator)としての海外での発表の様子
などをご紹介いただきました。 

その後、創造性を育むためのiPhoneやiPadのアプリを使った、
美術の授業実践の紹介がありました。
また、Pagesでのポスターや紙芝居作り、
Keynoteの描画機能を使った4コマ漫画作りや道徳の教材に活用できる取り組みの紹介、
Clipsで自己紹介動画作り、iMovieを活用した授業の導入の紹介など
様々な取り組みをご紹介いただきました。

授業の動画も多く観せて下さいましたが、
どの動画からも、子ども達の主体的な活動からくる笑顔はもちろん、
周りの先生達も一緒になって美術を楽しんでいる様子がガンガン伝わってきました。

中でも一番印象に残ったのが、「create=communication」という言葉でした。
授業の中でcreaateすることでcommunicateする場所が増え、
そこでcommunication能力が高まっていくんだなと感じました。

さらに、海外の大学の先生と協力して表出の難しい生徒に対して
パルスオキシメーターを使った実践の報告も、
実態把握や学習評価の精度を高めることが期待される大変興味深いものでした。

今後、Apple Watchの心拍の機能を使って、
より容易に心拍を図ることが出来るのことを目指して実践を行なっていく予定だと伺い、
その可能性にワクワクさせられたと同時に、
私たちも頑張らないといけないなと決意を新たにした特別講演となりました。



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