2023年12月1日

令和5年度 第2回学習会レポート

 はいさい、ちゅーがなびら。

 11月18日(土)、創設2年目の那覇みらい支援学校にて今年2回目のAT-Okinawa学習会が行われました。那覇みらい支援学校は、できたばかりということもあり充実した施設にも圧倒されました。
 今回の学習会の内容の一つ目は那覇みらいの赤嶺先生によるドロップレットシリーズの『DropTap』のワークショップでした。
 児童生徒の自発的な要求を促すための赤嶺先生の実践について説明を聞いた後に、実際にDropTapがインストールされたiPadを使って、イラストを入れたり、そのイラストの音声を自分の声で録音するなどの細かな操作方法や肢体不自由向けの外部スイッチによる活用方法など、すぐに実践に繋げることができるようなワークショップでした。使うイラストとしては、生徒が敬遠するようなものではなく、使いたくなるような内容を選ぶことがミソだそうです。
続いて、二つ目は同じく那覇みらいの小仙敏彦先生による、こちらもできたてホヤホヤのリリースされたばかりの『DropKit』の紹介がありました。(どこの学習会よりも一番早いかも?)
 ドロップスのイラストだけではなく、写真、テキスト、音声も入れて、いろんな教材が作成できるツール(こんなの待ってました)!
 今回は小仙先生が実際に作成した算数や国語の教材、そして作成方法についての説明がありました。
これまでは、パワーポイントやキーノートで時間をかけて作成していたような教材が、これ一つで簡単に作れちゃう特別支援教育にはとても有効な教材作成ツールとなっておりました。私の隣では、那覇みらいの知念元喜教頭も早速、自前のiPadプロに 1500円でインストールしていました。
 『DropTap』も『DropKit』もとても良いのは、作ったものを他の人とAirdropで共有できるということです。みんなでたくさんの教材を作成して、ライブラリー化することもできそうですね。
次回以降、DropKitのワークショップも検討していきますね。
今回の参加者は保護者も含めて30名ほどでした。会場の後ろでは、子ども等が遊べるスペースもあり、子連れでも気楽に研修を受けることができる環境となってました。コロナ禍にはできなかったワークショップがやっと持てるようになって感謝です。
参加されたみなさん、ありがとうございました。