2018年3月5日

第7回学習会 レポート


AT-Okinawa 第7回学習会の報告です!

1本目は,待ってました~!
AT-Okinawaの和田会長による「就学奨励費を活用した携帯情報端末整備@沖高特」でスタート!
沖縄県初の全生徒にiPod touchを一括導入した取り組みとしては,「予算を握っている事務と仲良くする」,「個に応じたカスタマイズ」,「突っ走って仲間の輪を広げる」などのポイントが紹介されました。
また,参加者からは携帯情報端末の購入方法,学部間の連携,保護者への情報提供,先進的な事例の共有について意見交換がありました。

2本目は,那覇特別支援学校の小仙先生による『DropTalk HDバージョン4」のワークショップ!
ワークショップの達人である小仙先生の軽快なトークで,DropTalk HDの新機能について紹介がありました。
個人的には,前任校で使って以来の久しぶりのDropTalk
「何と言うことでしょう!」ビフォーアフター的な衝撃がありました(笑)
以前よりもデータの移行が簡単になったり,ライブラリー機能で自作のシンボルを作ったりとコミュニケーションエイド(VOCA)としてだけではなく,教材としての活用もアリだと感じました。
ぜひ皆さんも試して欲しいと思います!
4月にはバージョン5へアップデートされるらしいですよ~。

最後には,日本福祉大学 スポーツ科学部 教授の金森克浩先生より「コンピュータ入力選択プログラム」の紹介がありました。
このプログラムでは,入力方法の選択を「タッチパネル」「スイッチ」「視線」の3つに絞って評価するもので,目の前の生徒に対して,どのような支援が適しているのかと悩む先生方には,とても参考になるプログラムだと感じました。
また,いろいろな「入力測定ゲーム」を紹介していただき,実際にTobiiで視線入力の体験も行われました。
情報提供では,デジタル教科書について今後,法整備が整っていくことで,これまでグレーであった絵本のデジタル化が可能になるだろうと話がありました。

以上で,今年度の学習会が終了!
次年度もAT-Okinawaをよろしくお願いしま~す!