ハイサイ、ちゅーうがなびら。
3学期も残りわずかになり、1年間のまとめの時期になりましたね。AT-Okinawa学習会で一緒に振り返りませんか?第3回AT-Okinawaの学習会のお知らせです。今回もZoomでの学習会になります。
2022年2月26日
第3回AT-Okinawa学習会のお知らせ
2021年12月18日
第2回学習会レポート
日時:2021 12/4(土)10:00~12:00
方法:zoom
内容:事例紹介・研究発表
講師:日置 節子先生(大阪府立寝屋川支援学校)日置 晋平先生(大阪府立交野支援学校)
*予定されていた山口飛先生(沖縄県立大平特別支援学校)のKeynoteワークショップは予定変更により行いませんでした。楽しみにしていた皆様申し訳ありません。
2021年2回目の学習会は、大阪府でICTを活用した教育実践を精力的・先進的に取り組んでいらっしゃるハイパーなご夫妻、日置晋平先生・節子先生をお招きして事例紹介・研究発表をしていただきました。濃い2時間でした。
プログラム① 日置 節子先生
「ICTの基本的な機能を活用した事例について」
GIGAスクール構想が進む中、ICTの活用について自立活動や知的障害の児童・生徒への環境条件の整備といった視点で取り組んでいるそうです。
事例としては、「動き」と「言葉」の学習ツールとして動画(ビデオモデル)活用により理解が進んだ事例、音声表出や画像を使ったコミュニケーションの支援によってコミュニケーションの量や質が豊かになった事例、カメラ機能を用いて伝え合ったりメモを取ることなどについてご紹介いただきました。児童たちの様子から、カメラ・写真など基本的な機能を児童たちが活用できるようにすることが、とても大切だと改めて感じました。
教師から子どもへ伝えるときも、子どもたちがコミュニケーションを拡げる時も、画像や音声などの基本的な機能は有効であり、多くの先生たちと学習活動や環境設定に位置付けていくことに取り組んでいきたい、既にあるテクノロジーを子どもたちのATに、という力強いメッセージが刺さりました。
プログラム②日置 晋平先生
「プロジェクションマッピングを活用した自立活動の支援」「視線入力機器を使用した重度重複障がいの児童生徒へのアセスメント」
ICT夢コンテストの受賞事例や、博報堂教育財団の研究助成を受けた実践などテクノロジーを用いた先端的な教育実践をご紹介いただきました。
重度重複の子どもの自発的な動きを引き出すことを目的にした、地面に映像を投影し人の動きに反応して映像が変化するLUMOplayを用いたプロジェクションマッピングの事例では、歩くと地面に花が咲いたり、地面に投影された魚を探すなど、子どもたちが動きたくなる仕掛けがすごかったです。
「視線入力機器を使用した重度重複障がいの児童生徒へのアセスメント」では、重度重複の児童生徒への支援や指導の悩みである、意思表出を促すこと、コミュニケーションをより豊かにすること、興味関心を知ることなどを目的にした事例をご紹介くださりました。
これは、手が自由に動かせいないために心理検査や発達検査が行いにくいことへの、視線入力を用いたアプローチで、児童生徒の実態をより正確に捉えようとする取り組みです。PVT-R絵画語い発達検査を視線入力で行うことにより、子どもの理解が深まり、実態より段階の低い指導を行なっているという気づきが生まれ、教師の関わりに変化が見られたそうです。
テクノロジーを用いて児童生徒のことをもっと豊かに理解したい、主体的な動きを引き出したいという熱い想いを感じました。
今回は全国各地から特別支援学校教員、小学校教員、NPO法人、保護者、高専教員など様々な立場からの参加者がありました。全国の皆様とつながり学ぶことができて嬉しい限りです。
さらに、オンライン開催なのに勢いあまって沖縄にリアルできちゃう日置夫妻のサプライズも微笑ましく。
皆様 またぜひご一緒しましょう。ありがとうございました。
名護特別支援学校 小橋川啓
2021年11月6日
第2回AT-Okinawa学習会のお知らせ
ハイサイ、ちゅーうがなびら。
沖縄も朝夕は涼しい季節になりましたね。日中のクーラーがいらない季節になってきました。日時:12月4日(土)10:00〜12:30 (9:30open)
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2021年7月23日
第1回学習会のレポート
こんにちは、鏡が丘特支の宮城です。7月17日(土)に行われた令和3年度、第1回学習会の報告をさせていただきます。今回はAT-Okinawa初の試みで、zoomによるオンライン学習会を開催しました。はたして、どうなるのでしょうか…
まずは和田会長からオープニングということで、AT-Okinawaについての説明と今年のテーマが発表されました。
今年は和田会長を始めとする9人のスタッフだけでなく、育英義塾講師の大沼直樹先生と桜野特別支援学校校長の幸地英之先生に顧問という形で参加していただくことになりました!これからAT-Okinawaに助言等をよろしくお願いします。
そして気になる今年のAT-Okinawaのテーマは
続いて那覇みらい支援学校準備室の圓先生より、西崎特支でのKeynoteを活用した実践を紹介してもらいました。Keynoteで作成した教材を使ってコグトレ(認知機能強化トレーニング)を行った実践です。
子ども達の興味関心に合わせたスライドを作成して、自立活動において認知機能トレーニングのゲームを行っていました。子ども達がとても楽しそうに活動しており、ゲーム感覚で認知機能のトレーニングが行えるということで、とても面白い実践だなと感じました。
今回のKeynoteの教材は、四角い図形をスライドに挿入して色を変えて背景にし、その上にイラストを貼り付けるだけの少ない手順で作成できる物でした。普段使い慣れているPowerPointと操作はほとんど変わらないので、Keynoteを使う自信がない…という方もぜひチャレンジしてみてください!
次に島尻特支の小仙先生から、zoomやTeams等のオンライン会議ツールと連携して、会議の参加者同士で色々なゲームを楽しむことができる「ラウンジ」というサイトを紹介してもらいました。実際に学習会の参加者全員でクイズやゲームをやってみました。「お題に対して全員一致の回答を目指すゲーム」や「出題者が描いている絵を当てるゲーム」等8種類のゲームがあり、オンライン会議や授業等のちょっとしたすきま時間に楽しめる内容だなと感じました。下記のURLからサイトにアクセスできるので、興味がある方はぜひ覗いてみてください。
2021年7月8日
R3年度 第1回学習会のお知らせ
皆様、お久しぶりです。
AT-Okinawaのスタッフより、学習会のお知らせです!
昨年度はコロナウィルスの影響で、学習会が開催できず...。
今年度も休校があったり、緊急事態宣言が出されたりしている中ですが、そんな中でもAT-Okinawaの取り組みができないかとスタッフで話し合った結果、沖縄県内在住の方を対象にオンラインで学習会を開催することにしました。
今回は、GIGAスクールで県内の特別支援学校に導入され、台数が増えているiPadのアプリの一つであるKeynoteについてワークショップを行います。
iPadの基本的なアプリであるKeynoteですが、活用事例の紹介やクイズ作りを通して一緒に使い方を学べればと思います。
Zoomでの学習会になりますので、「こちらをクリック」かポスターのURLもしくはQRコードを読み込んで申し込みされた方にZoomミーティングへの招待をお送りします。
皆様の参加、心よりお待ちしています。
2020年2月21日
第3回学習会のレポート
令和元年度、第3回の学習会を開催しました。
小学校では2020年4月(中学校は2021年、高等学校は2022年)より新学習指導要領が全面実施されることとなり、プログラミング教育が注目を集めています。第3回学習会のテーマはそのプログラミング教育についてです。
まずは、県立総合教育センターの知念元喜研究主事より、プログラミング教育導入の背景について話をいただきました。「自動車の自動運転の技術が高まり、将来は人間が運転するよりも安全で信号も必要のない世の中になるかもしれない」という夢のような話に頭をかき回された気分でした。 続いて、西崎特別支援学校の圓先生・大城先生のアプリ「GLICODE」を使った実践事例について紹介してもらいました。「沖縄の知的障害特別支援学校の小学部でプログラミング教育って行われているだろうか?」という問いからスタートした実践。最後に「論理的思考力の面から、子どもの変容をどう評価する?」「プログラミング教育は機器やアプリを使わないといけないのだろうか?」という課題をあげていましたが、すごく大切な問題提起をしていただいた気がしました。試してみたからこそ出てきた課題だったかと思います。質疑応答では、盛り上がってついディスカッションに発展する場面も・・・。「自分にはプログラミング教育は難しい・・・」ではなく「まずはやってみよう!」という圓先生・大城先生のチャレンジ精神に拍手でした。 また、プログラミングを学べるアプリについて、大平特別支援学校の吉野先生、泡瀬特別支援学校の太田先生から「Viscuit」「Scrath Jr.」「プログラミングゼミ」の紹介をしてもらいました。参加者は自分の担当する児童生徒をイメージしながら楽しそうにiPadの操作を行っていました。 最後のディスカッションでは、「プログラミング教育を行うために必要な整備や環境は?」「プログラミング教育には機器やアプリが必要?」などの問いについてそれぞれ意見が交わされました。会場からは「学校教育である以上、単発的なものではなく、年間計画や見通しをもって授業を行う必要があるのではないか?」などの意見が上がり活発な意見交換が行われましたが、時間が短かったのが少し残念。。。 「プログラミングを学ぶのではなく、プログラミングを通して何を学ぶか」に尽きるのではないでしょうか。新しいことをするときは拒みがちですが、まずは試してみよう、それぐらいの気持ちが大切なのかな。そんな気持ちになれる学習会となりました。
2020年1月25日
第3回学習会のお知らせ
いいそーぐゎちでーびる。
本年もAT-Okinawaをゆたしくうにげーさびら。
さて、2020年最初の学習会のお知らせです。
小学校では2020年4月(中学校は2021年、高等学校は2022年)より
新学習指導要領が全面実施されることとなり、
プログラミング教育が注目を集めています。
そこで今回の学習会では、
特別支援学校・学級においても
プログラミング的思考を育成することが
求められていることに着目し、
特別支援学校における事例報告紹介や、
プログラミング学習アプリの紹介。
さらに「特別支援教育におけるプログラミング的思考」について
皆さんとディスカッションする時間も設けました。
来る全面実施に向けてプログラミング的思考について、
みんなで考える機会になればと思います。
実り多い研修にするため、
ぜひiPadにアプリをインストールして学習会にご参加ください。
また体験用のiPadも用意しておりますので、
iPadをお持ちでない方もお気軽にご参加ください。
お申し込みはこちらから