はいさーい,ちゅーうがなびら!AT-Okinawaやいびん。:)
令和元年度、第3回の学習会を開催しました。
小学校では2020年4月(中学校は2021年、高等学校は2022年)より新学習指導要領が全面実施されることとなり、プログラミング教育が注目を集めています。第3回学習会のテーマはそのプログラミング教育についてです。
まずは、県立総合教育センターの知念元喜研究主事より、プログラミング教育導入の背景について話をいただきました。「自動車の自動運転の技術が高まり、将来は人間が運転するよりも安全で信号も必要のない世の中になるかもしれない」という夢のような話に頭をかき回された気分でした。
続いて、西崎特別支援学校の圓先生・大城先生のアプリ「GLICODE」を使った実践事例について紹介してもらいました。「沖縄の知的障害特別支援学校の小学部でプログラミング教育って行われているだろうか?」という問いからスタートした実践。最後に「論理的思考力の面から、子どもの変容をどう評価する?」「プログラミング教育は機器やアプリを使わないといけないのだろうか?」という課題をあげていましたが、すごく大切な問題提起をしていただいた気がしました。試してみたからこそ出てきた課題だったかと思います。質疑応答では、盛り上がってついディスカッションに発展する場面も・・・。「自分にはプログラミング教育は難しい・・・」ではなく「まずはやってみよう!」という圓先生・大城先生のチャレンジ精神に拍手でした。
また、プログラミングを学べるアプリについて、大平特別支援学校の吉野先生、泡瀬特別支援学校の太田先生から「Viscuit」「Scrath Jr.」「プログラミングゼミ」の紹介をしてもらいました。参加者は自分の担当する児童生徒をイメージしながら楽しそうにiPadの操作を行っていました。
最後のディスカッションでは、「プログラミング教育を行うために必要な整備や環境は?」「プログラミング教育には機器やアプリが必要?」などの問いについてそれぞれ意見が交わされました。会場からは「学校教育である以上、単発的なものではなく、年間計画や見通しをもって授業を行う必要があるのではないか?」などの意見が上がり活発な意見交換が行われましたが、時間が短かったのが少し残念。。。
「プログラミングを学ぶのではなく、プログラミングを通して何を学ぶか」に尽きるのではないでしょうか。新しいことをするときは拒みがちですが、まずは試してみよう、それぐらいの気持ちが大切なのかな。そんな気持ちになれる学習会となりました。
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