2019年5月28日

第1回学習会のレポート

はいさーい,ちゅーうがなびら!AT-Okinawaやいびん。:)
平成31年度、令和になり始めての学習会を開催しました。
AT-Okinawa学習会 
日時:5月25日(土)10:00〜12:00 
場所:大平特別支援学校
参加者28名  
記録 知念元喜
令和という時代は、私たちの生活をどこまで豊かにさせてくれるのか、また、特別支援学校に通う児童生徒の生活をどこまでサポートしてくれるのかとても楽しみです。
まずは島尻特別支援学校教諭の小仙、西崎特別支援学校の圓さんによるDrop Talkから始まりました。
小仙さんの企画は今まで台風により2度も中止になるなど、台風を呼ぶ男として定着していましたが、今回はなんと晴天。無事に実施できてよかったです。
圓先生による実践発表では、話すこと・書くことに困り感がある2年生の事例を発表してくれました。
朝の会・帰りの会での司会、絵本の読み聞かせ、自立活動(コミュニケーション)での活用。
中でも、文字の入力によるコミュニケーション、視写入力することによる学習はDrop Talkの活用事例としては新鮮で新しい発見につながりました。また、当たり前のことですが家庭との連携の大切さも改めて実感しました。
その後行われた小仙さんによるワークショップでは
○コミュニケーションキャンバス
 ・キャンバスの作り方
 ・AirDropの送信方法
 ・50音の文字の読み上げ機能
 ・ストアーの使用方法
 ・ミュージックのよる使用例
 ・ログの機能
○スケジュールキャンバス
 ・スケジュールの作り方 
 ・タイマーの設定
 ・終わったものを無くしていく設定
○タイマーキャンバス
 ・タイマーの設定
 ・タイマーのカスタマイズ
○スケッチキャンバス
 ・スケッチキャンバスの作り方
 ・シンボルや写真、図形を使用したオリジナルのキャンバスの作り方
と、盛りだくさんの内容でした。
参加者は自分の担当する児童生徒をイメージしながら楽しそうにiPadの操作を行っていました。
今後、ぜひ学級で活用して児童生徒のできる活動を増やし、コミュニケーション、スケジュール、タイマー等のツールとして活用してもらいたいと思います。とても自由度の高い、個人のニーズに応じたカスタマイズのできる素晴らしいツールとなると思います。
最後に
キックオフセッション2019が行われました。和田会長から今後の日程と今年度のテーマが発表されました。
和田会長が考えた
AT-Okinawa今年のテーマは「つ・な・が・る」
「つ」 つぎこそは
「な」 なんどでも
「が」 がんばってもがんばらなくても
「る」 ルンルン🎵 ルイルイ♩
だそうです。
AT-Okinawaらしい力の抜けた、児童生徒に寄り添った素晴らしいテーマだと思います。
読めば読むほど奥が深く、個人的な意見ながら(和田会長にしては最高の出来)
「才能あり」とさせていただきます。
ということで
今年度もよろしくお願いします。




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