森川特別支援学校の野口です。
大雨の中、6月14日土曜日の学習会への参加ありがとうございました。
発表者の長浜先生、當眞先生もお忙しい中での資料づくりありがとうございました。2人ともセンターでの長期研修をされてきたこともあり、盛りだくさんの内容でしたね。
知的障害特別支援学校の長浜先生からは、朝の会の司会を1人でできるようにしていくためにiPadの力を借りるが、見通しが持てるようになったらそのiPadを離していくという実践でした。
また、肢体不自由特別支援学校の當眞先生からは理解は高いのに、表出が低いという児童のアセスメント結果からiPadを活用することによって、児童の理解レベルまで表出レベルをあげて自己肯定感を高めていくという実践でした。
同じ「朝の会」からの取り組みではありましたが、学校種での指導においての活用に違いがあることも参加者全員で共有する時となりました。
2つの事例ではiPadを「VOCA」のような使い方で活用していましたが、何年か前のATACで中邑賢龍先生が「このボタンを押してみたい」と児童生徒が思うような環境を第一に作ってあげること(コミュニケーションをデザインする)から職員のみなさんには初めていってほしいとお話されていたことを思い出しました。
お二人の実践でも、どのような経緯でiPadを活用して、ここまでくることができたのかをお聞きしてみたかったです。
今回は,参加者みんなでの活発な意見交換は時間の都合上持つことができませんでしたが、次回からは、情報交換の場を提供できるように努めていきたいと思います。
また、実践発表は参加者のみなさんで回していきたいと思っていますので、気負うことなく、軽い気持ちで簡単な内容での実践発表でもよろしいので、是非、発表したいという方がいましたら、遠慮なくご連絡下さい。また、それぞれの学校で紹介したい実践事例についての情報もお待ちしております。
実践発表は以下のような内容からでもOKです。
・自分の実践を示すことでの問題提起
・指導で悩んでいることに関してアイデアをもらう場
・児童の変容から効果的なICT活用の実践例の紹介など
その他に学習会のプログラムや進め方などで良いアイデアがありましたら、ドシドシご連絡ください。「こんなのをやってほしい」という意見をお待ちしております。
次回の学習会は7月5日(土)となっております。会場は現在調整中ですので,詳細については、後日連絡いたします。
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